FXと南アフリカランド

最近、FXに参入してきた通貨に南アフリカランドがある。

FX取扱会社でも、扱われるところが多くなってきた。

ランドは南アフリカ共和国の通貨で、ZARと略されるために、ランド円はザル円と呼ばれている。

南アフリカランドは高金利である。

そのため、FXで人気が上昇してきた。

南アフリカ共和国は地下資源が豊富で、金、ダイヤモンド、プラチナは世界有数の埋蔵量を誇っている。

またBMW、ベンツなどの生産地でもあり、日本向けの右ハンドル車も大量に生産している。

さらには、2010年にはFIFAワールドカップにより、経済的にも安定した。

こういった背景から、ランドは対米ドルで上昇傾向にある。

そんな南アフリカの通貨であるランドがFXで注目されているのは、金利の高さとともに、その圧倒的な価格の安さにもあるようだ。

10万通貨も約160万円で購入でき、しかもスワップは約350円もつくことになるので、英ポンドよりも高金利となり、FXスワップ狙いの人にも人気である。

値動きが激しく、ハイリスク、ハイリターンではあるけれど、チャンスも多いので、FXのデイトレ派から、スワップ派からも注目されている通貨だと言えよう。

しかし、当然ながらFX初心者には扱いづらい通貨である。